マレーグマの寿命
2020年3月2日 17時頃、日本マレーグマ界のスーパースター、ツヨシくんが老衰で亡くなりました。享年32歳。
マレーグマの寿命は、野生で20年、飼育下で25年とされているところ、ツヨシくんの32歳は驚異的なことだと思います。
徳山動物園のスタッフ様一同には感謝と尊敬の念を抱かずにはいられません。
本当にありがとうございました。
2021年は、8月21日に上野動物園のモモコ(30歳)、10月18日にのいち動物公園のタオチイ(27歳)が相次いて亡くなりました。
モモコさんは8頭の子を出産して、2頭は今も元気に過ごしています。(サクラ、ウメキチ)
タオチイさんは6頭もの子を出産して、みんな元気に過ごしています。(サンディ、マーズ、サニー、ハッピイ、シャイン、ハニイ)
たくさんの子を残してくれたモモコとタオチイ。
本当にありがとうございました。
ゆっくり休んでください。
※この記事を書いている、まさに今、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
熊本のフジが亡くなりました。
フジくんはまだ10歳でした。
陽気でとても優しいフジくん。本当に残念です。
今回の記事では日本国内のマレーグマの年齢をご紹介させていただきます。
※2022年に迎える年齢でカウントしています
①ウラン(鹿児島市平川動物公園)
1992年6月18日 30歳
②マー君(東山動植物園)
1993年(推定) 29歳(推定)
③ワンピイ(高知県立のいち動物公園)
1994年(月日は不明) 28歳
④キョウコ(東京都恩賜上野動物園)
1995年(推定) 27歳(推定)
⑤マー子(東山動植物園)
1997年1月12日 25歳
⑥サクラ(甲府市遊亀公園付属動物園)
2000年7月17日 22歳
⑦サンディ(甲府市遊亀公園付属動物園)
2001年8月12日 21歳
⑧マーズ(沖縄こどもの国)
2003年4月29日 19歳
⑨マチ(福岡市動植物園)
2004年7月28日 18歳
⑩サニー(福岡市動植物園)
2005年3月22日 17歳
⑪マーヤ(周南市徳山動物園)
2005年5月17日 17歳
⑫ハッピイ(のんほいパーク-豊橋総合動植物公園-)
2006年10月3日 16歳
⑬マーサ(大阪市天王寺動物園)
2008年6月26日 14歳
⑭シャイン(愛媛県立とべ動物園)
2009年9月25日 13歳
⑮ウメキチ(札幌市円山動物園)
2009年10月11日 13歳
⑯ハニイ(鹿児島市平川動物公園)
2011年8月21日 11歳
⑰マーチン(東山動植物園)
2012年3月29日 10歳
⑱ノア(愛媛県立とべ動物園)
2012年10月24日 10歳
⑲マーネ(熊本市動植物園)
2015年8月27日 7歳
いつも動物たちの健康を考えてくださる、世界全国 動物園のスタッフ様。
本当にありがとうございます!
日本のマレーグマ繁栄を祈ります!