2017年11月12日のミナミコアリクイ訪問日記です。
場所は神奈川県横浜市の野毛山動物園。
今回の主人公はアサヒくんです。
ミナミコアリクイ・アサヒくんのプロフィール
アサヒくんは2014年5月1日に上野動物園で生まれました。
お母さんはアイちゃん(2007年12月24日-2015年没日不明)
お父さんはココくん(2004年1月にパラグアイから来園-現在も元気)です。
ひなたちゃん(2013年2月15日-2016年5月28日)という、とても優しいお姉さんがいたのですが、残念ながら3歳3ヶ月で亡くなりました。
アサヒくんはお姉さんのひなたちゃん同様、通常のミナミコアリクイの赤ちゃんの半分の大きさで産まれ、アイちゃんの母乳も少なく子育てにもあまり関心がなかったため、人工飼育で育てられました。
それでも飼育員さんの懸命の努力により、アイちゃんもアサヒくんに興味を示すようになり、生後5ヶ月後くらいには親子で同居できるようになりました。
そして、2014年11月には親子でお披露目となります。
アサヒくんはアイお母さんのことが大好きで、いつもぴったりとくっついていたそうです。
その後、アサヒくんは2015年11月にサンシャイン水族館に移動。
そして、2016年3月に野毛山動物園開園65周年を記念して来園。
翌月4月2日にデビューとなりました。
2017年11月現在、国内のミナミコアリクイでは最年少(現在3歳)となります。
ちなみに国内最年長はアサヒくんのお父さんのココくんです(現在14歳)。
両親から一文字づつとってコンと名付けられました!(追記2019年3月30日)
アサヒくんは野毛山動物園、次世代の看板スター!?
アサヒくんの居住スペースには、もともとツガルさんというフタコブラクダが生活していました。
ツガルさんは、野毛山動物園が開園した1951年から「看板娘」として大人気だった、アジアゾウのはま子さん(2003年に59歳で永眠)に代わる「看板娘」でした。
2014年5月に38歳(世界最高長寿記録)で永眠した後も、その人気は衰え知らずで期間限定で「ツガルさんの家」がオープンされるほど。
アサヒくんの来園に合わせて、ツガルさんの家をリフォームし始めたところ「そのまま残してあげて!」というクレームがあったくらいにツガルさんは人気者だったのです。
野毛山動物園としても苦渋の決断だったかと思います。
それでもミナミコアリクイという、とっても魅力的などうぶつを迎えてくれた野毛山動物園に私は本当に感謝しています。
「看板スター」の後釜として来園したアサヒくんですが、そんなプレッシャーをはねのけて見事に人気者となっています。
まぁ、本人にしてみれば「アボカド美味くて今日も眠い」位しか考えてないと思いますが。
お昼寝大好き!ミナミコアリクイのアサヒくん
「野毛山動物園開園65周年」を記念して来園!
という鳴り物入りでデビューしたアサヒくんですが、やっぱり大物感がプンプンするのでしょうか。
パンダのような、スター特有のオーラを放っていると思いきや、、、
寝てます。。。
のんきな顔で寝てます。。。
えーと、、、 手抜きじゃないです。
全部同じ写真とかじゃないです。
「ガラスをたたいても起きないよ・・・。 アサヒ」
アサヒくんの寝室の窓に貼ってある注意書き。。。
そうなんです。いつも寝てるんです。
アサヒくんに会いに来た他のお客さんの会話を盗み聞きしてもは、
「この子いつも寝てるよね〜」 こんなのばかりです。
とてもマイペースでおっとりしてるアサヒくんですが、みんなから愛されています。
これからも私は暇を見つけてはアサヒくんに会いに行きます。
それにしても、いつも寝ててレポートに何書けばいいのかな。。。
最後に2017年11月12日のレポートを(記事の一番最後にレポートって、、、)
わーっ!
アサヒくん、ちょこっとだけベロが飛び出ててかわいいなー!
以上、第一回目のレポートでした。
最後までご清覧ありがとうございました。