2018年10月13日のマレーグマ訪問日記です。
場所は甲府市遊亀公園附属動物園。
初めて行く動物園です。
甲府市遊亀公園附属動物園について
甲府市遊亀公園附属動物園(以下、遊亀動物園)は1919年(大正18年)に開設された、とても歴史のある動物園です。
来年2019年は開園からなんと100年!
ちなみに日本国内の動物園で歴史のある動物園は、
01.上野動物園(1882年)
02.京都市動物園(1903年)
03.天王寺動物園(1915年)
04.遊亀動物園(1919年)
05.小諸市動物園(1926年)
※開設から名前の変わっていない動物園のみを対象としてます。
1918年に開設された鶴舞公園付属動物園は現・東山動植物園(1937年リ・オープン)
1926年に開設された鴨池動物園は現・平川動物公園(1972年リ・オープン)
などは対象外とさせていただきました。
さて、歴史のある遊亀動物園は、ザ・昭和ノスタルジィなアンバイの動物園です。
私は1歩入っただけで、とても親しみを感じました。
それは、私が子供のころから慣れ親しんできた野毛山動物園と同じ雰囲気を感じたからです。(要するに古くてせまい)
最近はハーゲンベック方式を採用した動物園が主流となりつつありますが、柵は邪魔だけど限りなく近くで見られるこの昭和スタイルの動物園もいいですね。
柵が邪魔だけど。
いざ! 遊亀動物園へ!
レトロで可愛いイラストがとても印象的です。
入場してまっすぐのところに、アジアゾウのテルさんがお出迎えしてくれました。
美白なテルさん。1978年生まれの今年40歳のマダムです。
白い部分が多いゾウはインドやタイでは神聖なものとして扱われるのだとか。
ということは、テルさんはガネーシャですね!
テルさんを左手にどんどん進んでいくとレッサーパンダのホクトくんが楽しそうにお散歩していました。
今年(2018年)の3月19日に札幌円山動物園からやってきたばかりなんだとか。
まだ4歳で性格はおだやかで人懐っこいとのことです。
さらに奥に進むとミニチュアホースのボクちゃんがいました。
とても人懐っこくて、すぐに近づいてきてくれました。
そのお隣にいるのはロバのももちゃんです。
この子も人懐っこくて近寄ってきます。
ももちゃんは近くに誰もいなくなると、ず〜っと鳴いてました。
さみしがりさんなんですね。
ももちゃんのお家から通路はさんだそこから先は、猛獣ゾーンとなります。
そろそろかな?
でた! 甲府のマレーグマ夫婦!
いた!
ギャハハハハ!!
いきなり背中をかいてました。
意表をつかれて笑ってしまいました。
この子がサンディくんだな。
奥にいる子がサクラちゃんですね。
サンディくんとサクラちゃんの案内板です。
サンディくんは、のいち動物公園のワンピイくんとタオチイさん夫婦の長男です。
天王寺動物園に住む、あのマーズくんのお兄さんですね。
サクラちゃんはモモコさんと前夫のパウエルくんとの間に生まれた女の子ですね。
お母さんのモモコさんにそっくりな美人さんです。
(特に瞳の色が同じなのがびっくり!)
見ていると、サンディくんがサクラちゃんにちょっかい出して、サクラちゃんは「面倒くせぇヤローだなぁ」と思いつつも相手をしてあげてる感じでした。
うん。サクラちゃん優しくておおらかです。
サンディくんはいたずら小僧だけど実は小心者って感じがすぐにわかりました!
両思いで仲良し、とてもお似合いの素敵な夫婦ですね!
この楽しい夫婦の子供を見てみたいですねぇ。
まぁこればかりは授かりものですからね。
飼育員さんいわく、
「サンディがもう少し大人な男になってくれれば・・・」
とのことでした。
サンディくんはサクラちゃんのことを、女子としてより遊び相手としての認識の方が大きいみたいなのです。
サンディ!しっかり!